「コスパ良い資格が欲しい」
「消防設備士乙種2類に独学で受かりたい」
「おすすめの問題集やテキストが知りたい」
こんなお悩みを解決する記事です。
結論、消防設備士乙種2類はコスパ最強の資格。絶対にとるべきです。でも乙2って消防設備士の中でも超ニッチ。全然情報が出てこないんですよね、、、。
そこで本記事では資格を28種類持つ僕が「勉強時間の目安、勉強方法、おすすめの教材」をご紹介します。
3分程で読めるので、サクッとご覧くださいね!
この記事を書いた人
消防設備士の概要
以下では消防設備士についてざっくりと説明します。
もう知ってるわ!
という方は読み飛ばしていただいてOKです!
消防設備士とは?
消防設備士は会社や駐車場、オフィスビルなどに設置されている消防設備(消化器など)の点検や工事ができる国家資格です。
半年に1度くらい「長い棒」を持った人が家に来て消防点検してますよね?あれがまさに消防設備士の仕事です。
類ごとの違い
甲種 | 乙種 | 消防設備等の種類 | |
特類 | ○ | 特殊消防用設備等 | |
第1類 | ○ | ○ | 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備 |
第2類 | ○ | ○ | 泡消火設備 |
第3類 | ○ | ○ | 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備 |
第4類 | ○ | ○ | 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備 |
第5類 | ○ | ○ | 金属製避難はしご、救助袋、緩降機 |
第6類 | ○ | 消火器 | |
第7類 | ○ | 漏電火災警報器 |
上記のとおり。
特に人気な乙4と乙6類については以下の記事をどうぞ!
甲種と乙種の違い
結論、工事ができるか否かです。
甲種:工事、点検、整備
乙種:点検、整備
まずは乙種の取得を目指しましょう。なぜなら、乙種は難易度が低く、誰でも受験できるからです。
消防設備士乙種2類について
消防設備士乙種2類は「泡消火設備」などが点検できるようになる国家資格です。
なにそれ?
って方が9割かと。
一言でいうと、火災を「泡」で消火する消防設備です。泡なので油火災に強く、駐車場、工場、飛行機の格納庫なんかに設置されています。
あまり見かけないけど、無くてはならないもの!
試験内容
試験内容は以下のとおり。
1.消防関係法令
2.基礎的知識
3.構造・機能および工事・整備
4.実技試験
詳しい内容は省略しますが、「2.基礎的知識」には計算問題があるので人によっては苦手に感じるかもです。とはいえ、まじめに勉強すれば合格点は取れるのでご安心ください。
また「4.実技試験」は実技といっても実際に実機を操作するわけではありません。あくまでもペーパーテストです。
消防設備士の乙種は免除できる
消防設備士資格や、電気工事士免許の有無によって、試験科目を免除できます。
ただし「免除=正解」となるわけではないので注意。
問題数が減る代わりに、1問あたりの配点が増すイメージですね。それゆえ記入ミスが原因で不合格になる可能性もあります。
消防設備士乙種2類の試験について
以下では試験についてザックリとまとめました。
試験時間 | 1時間45分(途中退出可能) |
日程 | 毎月試験あり |
合格基準 | 60%以上の正答率(かつ各科目ごとに40%以上の正答率) |
合格率 | 40%(乙種) |
難易度 | 易しめ |
受験料 | 3,800円 |
上記のとおり。
受験回数が多いので、仮に落ちてしまっても速攻で再受験できるのがポイントです!
消防設備士を取得するメリット
結論は次のとおり。
①消防設備点検は有資格者の独占業務
②1ヶ月で合格可能
③防災業界、ビルメン業界は人手不足なのでニーズが高い
要するに「最強の資格」です。だって国家資格なのに合格率4割で、なおかつ需要がありまくりって、、、意味不明ですよね。国民全員取得させたいレベル。
【独学】消防設備士乙種2類の勉強方法は?おすすめの教材も解説
ここからは消防設備士乙種2類に独学で合格するための勉強方法と教材を解説します。
しっかり勉強すれば受かる試験なのでサクッと合格しましょう!
消防設備士乙種2類の問題集
問題集はこちら。
乙種2類はマイナーなため、問題集は数冊しかないです。その中でもこちらの問題集がおすすめ。
その理由は「最新問題に対応しているから」です。
というのも、消防設備士の試験問題は常に変わっていきます。なので古い問題集だと「ぜんぜん違う問題」が出題されることもしばしば、、、。なので一番新しい電気書院の問題集を使いましょう。
消防設備士乙種2類のテキスト
テキストはオーム社を選びましょう。
左側にテーマ / 講義、右側に問題
という構成のため、使い勝手最強です。またコラムも掲載されているので、興味をもって勉強できるでしょう。
実際にレビュー数がもっとも多いのもこちら!
消防設備士乙種2類の勉強方法
勉強方法は超シンプルです。
・問題集の繰り返し:7割
・テキストで知識補完:3割
上記を繰り返していればまず受かるでしょう。
というのも、消防設備士の試験は、基本過去問の焼きまわしだからです。したがって問題集を解きまくって「問題を暗記」してしまうのが一番手っ取り早いです。
基本は問題集を繰り返しつつ、知識が曖昧な部分はテキストで保管といったイメージでOK!
理想の状態
目指すは「問題文を読んだ瞬間、脊髄反射的に回答が浮かぶ状態」です。
なんやそれ
と思われるかもですが、問題集を何度も繰り返すことで、この状態になります。ここまくれば受かったも当然ですよ。
消防設備士乙種2類の勉強時間
1ヵ月あれば充分です。
むしろそれ以上だと勉強に飽きるのでやめましょう。だってひたすら同じ問題を繰り返すわけですからね。
1ヵ月が集中力を切らさず、勉強できる、ちょうどいい時間かと。
まとめ:消防設備士乙種2類は持っておいて損はない資格
というわけで、本記事のおさらいです。
消防設備士乙2類は「泡消火設備」などの設備が点検できるようになります。
消防設備士の中でもかなりニッチですが、資格を持っているとあなたの希少価値は増すでしょう。決して無駄にならないですよ。
そしてオススメの教材は以下の通り。
問題集
テキスト
基本的には問題集を繰り返しつつ、知識が曖昧な部分はテキストで保管するイメージです。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
※消防設備士について色々書いてるのでどうぞ!
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