将来が不安?
就職に強い資格が欲しい?
だったら、黙って消防設備士を取れ!
消防設備士は最近ひそかに人気な国家資格。でも乙種1類は超絶マイナーゆえ、調べても情報がなかなか出てこないんですよね。
そこで本記事では、
「消防設備士乙種1類に独学で合格できる勉強方法」
「消防設備士乙種1類のおすすめ教材」
という内容でお届けします。3分程でサクッと読めます。ぜひ最後まで御覧ください!
この記事を書いた人
記事を書いている僕は29種類の資格を持っているマニア。消防設備士も合格しており、消防設備点検バイトを経験したことがあります!
消防設備士についてざっくりと解説
ここでは消防設備士、および乙種1類に関するポイントをざっくりと解説します。
もう知っとるわい!なめるな!
って方はスキップしてOKです!
消防設備士は消防設備が扱える国家資格
消防設備士は消火器などの「消防設備を点検・工事するための国家資格」です。
最近はザブングルの加藤さんが消防設備士になったニュースが話題になりましたね。
マイナーだけど、無くてはならない仕事です!
種類によって内容が変わる
甲種 | 乙種 | 消防設備の種類 | |
---|---|---|---|
特類 | ○ | 特殊消防用設備等 | |
第1類 | ○ | ○ | 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備 |
第2類 | ○ | ○ | 泡消火設備 |
第3類 | ○ | ○ | 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備 |
第4類 | ○ | ○ | 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備 |
第5類 | ○ | ○ | 金属製避難はしご、救助袋、緩降機 |
第6類 | ○ | 消火器 | |
第7類 | ○ | 漏電火災警報器 |
免状の種類によって扱える消防設備が異なります。
人気なのは乙4と乙6です!
甲乙の違い
・乙類消防設備の点検ができる
・甲類消防設備の点検と工事ができる
甲類の方が難易度が高いですし、受験条件があります。まずは乙類の取得を目指しましょう!
消防設備士乙種1類で扱える消防設備
消防設備士乙種1類に合格すると以下の消防設備が点検できます。
「消火栓」
「スプリンクラー」
などなど。
ぶっちゃけ、乙種1類は消防設備士の中でもマイナーな資格。ただ逆に考えると、乙種1類を持つだけであなたの希少性は増すとも考えられます。
乙種1類はの需要は常にある!
取得しておいて損はありません。
続いて、消防設備士乙種1類の魅力を解説させてください。
消防設備士乙種1類をおすすめする3つのポイント
消防設備士乙種1類は知名度が低い資格。
しかし本当に魅力的なんですよ。むしろ全国民にとって欲しいレベル。
- 就職に強い
- 安定した仕事
- 国家資格なのに合格しやすい
理由は上記の通り。それでは深掘りしましょう。
就職に強い
上記は総務省消防庁予防課設備係による「消防設備点検報告率」です。
点検は法律で義務付けられているのにもかかわらず、半分程度しか実施されていないのが現実。理由の1つに消防設備士業界の人材不足が挙げられます
ゆえに30代以上の方でも、資格があると就職できる可能性が高いです。現に僕の知人が働いている会社には30代の新人なんてザラにいるそうです。
人生に迷子な中年は消防設備士を取ろう!
仕事が超安定している
消防設備士の仕事は超安定しています。
なぜなら建物がなくならない限り、消防設備点検は無くならないからです。おまけに消防設備は年に2回の点検が法律で義務付けられています。
従ってどれだけ不況でも、常に安定して仕事があるのが特徴。
しかも最近はマンションがどんどん増えてる!
つまり今後も仕事が無くなる可能性はありません。
安定して食べていけるのが消防設備士の魅力!
取得しやすい
消防設備士は国家資格にもかかわらず合格しやすいです。
①試験の難易度が低い
消防設備士乙類試験の合格率は約4割。他の国家資格に比べると圧倒的に高いです。
なお合格率4割というと、「ちゃんと勉強すれば、誰でも受かるレベル」でしょう。
受験会場には高校生もいました!
高校生でも合格できる試験!
②受験日が多い
消防設備士試験は受けるチャンスが沢山あります。
ちょっと見づらいかもですが、例えば東京だと1年に30回以上試験があります。
国家資格でこんなに多いのは珍しいですよ!
受けるしかないだろ!
③科目免除が使える
消防設備士試験は以下の資格を持っていると問題が免除されます。
・第二種電気工事士
・消防設備士
・技術士
・電気主任技術者(電験)
例:第二種電気工事士と消防設備士乙種6類を持っていれば、「35問中の12問」免除になります。
ちなみに消防設備士乙種7類だと、科目免除でわずか10問になります!
やばすぎ!
※乙種7類については以下をどうぞ!
【消防設備士乙種1類】独学で合格できる勉強方法と参考書を紹介します
ここからは以下の内容をお届けします。
・消防設備士乙種1類に合格するための勉強方法
・おすすめの教材
さっそくまいりましょう。
勉強方法:問題集の繰り返しでOK
結論、問題集を繰り返していれば合格できます。
なぜなら消防設備士の試験は毎回同じような問題が出題されるからです。なので問題集をとにかく繰り返してください。
理想の状態
問題を何度も繰り返しているうちに「問題文を読んだだけで回答が浮かぶ」状態になります。
ここまでくればOK!
試験に合格できるレベルになった合図です。
問題集
問題集は必ず「公論出版」を選びましょう。
というのも公論出版の教材は「実際に出題された問題」なんですよ。事実Amazonでは圧倒的にレビューも多く、間違いないな〜と思いました。
悩む時間がムダ!即決!
参考書
参考書は弘文社でOKです。受験会場の人たち、みんなこれ読んでます。
ただし問題集と参考書を使う割合は8対2です。
参考書をひたすら読んでも試験には合格できません。あくまでも理解が浅い部分を補完するためのものです。
目標はあくまでも試験に合格することだよ!
勉強期間は1ヵ月で十分
おっしゃ、教材買ったで〜!
どれぐらい勉強すればいいの?
結論、1ヵ月がベストです。
もちろん独学で十分合格できますよ。
なぜなら人間は飽きる生き物だからです。逆に期間を長くしすぎてしまうと集中力が持続しません。
それに乙種1類は1ヵ月もあれば充分合格できる難易度です。ダラダラ続けるのではなく、1ヵ月と決めてその間はビシッと勉強だけに集中しましょう。
そのかわり1ヵ月間は勉強にフルコミット!
まとめ:消防設備士乙一類は独学でOK!1ヶ月で合格できます
本記事のポイントを復習しましょう。
まず消防設備士乙種1類は持っておいて絶対に損しない資格です。
- 就職に強い
- 安定した仕事
- 国家資格なのに合格しやすい
上記が理由でして、シンプルにメリットしかないからです。しかも深刻な人材不足なゆえ、資格も経歴ない30代でも正社員で働ける可能性が高いですよ。
そして独学で合格するための教材は以下のとおり。
▼問題集
▼参考書
勉強方法は以下の通り。
「ひたすら問題を繰り返す」
「曖昧な部分は参考書で補完」
勉強の比率は「問題集8割:参考書2割」というイメージでOK!
あくまでも試験で合格するのが目的です。点数を取るための勉強をしましょう。
消防設備士に合格するとキャリアの選択肢が増えます。
将来が不安な方、是非挑戦してくださいね!
※消防設備士の他の類については以下をどうぞ!
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