近年シングルマザーの数が急増しています。
女手一つで育児をされている方の中には、
「この先も働き続けられるか不安」
「子供にひもじい思いをさせたくない」
「子供の出費が増えるので生活できるか心配」
と不安になる方も多いでしょう。
僕も母子家庭で育っており、母親が苦労しているのを間近で見てきました。なので痛いほど気持ちは分かります。
そこで本記事では資格を28種類持つ僕が「30代のシングルマザーにおすすめな安定して働ける資格5つ」を紹介します。
歯科衛生士や看護師など、需要が高く安定した資格を取得すれば職を失うことはありません。
「何があっても食いっぱぐれない」と安心できると日々のストレスや将来の不安は激減しますよ。ぜひ資格取得を検討してください!
30代シングルマザーが目指すべき資格の条件3つ
30代のシングルマザーは次の条件に該当する資格を目指しましょう。
- 手に職持って働ける
- 資格を持ってないと働けない
- 高等職業訓練促進給付金が支給される
直接仕事につながる資格を取得し、手に職持って働くことでシングルマザーの方でも安定した収入を得られますよ。
なおシングルマザーは「高等職業訓練促進給付金」が利用できます。ここが1番大切なポイントなので掘り下げて解説しますね。
高等職業訓練促進給付金を利用しよう
高等職業訓練促進給付金とは「シングルマザーが資格を取得する際、生活費を国が援助してくれる制度」です。
例えば「2年間短大に通い保育士の資格を取得。その間は毎月10万円の生活費を支給してもらう」みたいなイメージですね!
以下は本制度が利用できる資格の一部です。
- 社会保険労務士
- キャリアコンサルタント
- 介護支援専門員実務研修等
- 精神保健福祉士
- 宅地建物取引士資格試験
- 自動車整備士
- 電気主任技術者試験
などなど、沢山あってありがたいですよね。とはいえ「いや結局どれがいいんだよ」ってなってしまいそうです…。
そこで次の章ではシングルマザー向けにおすすめ資格を解説します!
※本制度の利用には要件があるので詳しくは「こちら」をご覧ください。
30代シングルマザーにおすすめ!安定して働ける資格5つまとめ
ここからは30代シングルマザーにおすすめな資格を紹介します。
結論、医療系もしくは介護系資格を狙いましょう。
- 手に職持って安定して働ける
- 常に人手が足りず就職に困らない
- 高等職業訓練促進給付金が利用できる
理由は上記のとおり。この点を踏まえて次の資格をおすすめします。
- 看護師
- 歯科衛生士
- 理学療法士
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士
それでは順番に解説しますね。
①看護師
看護師は安定して働ける資格No.1でしょう。
安定性はもちろんのこと、平均年収も「500万円」とかなり高め。なので「手に職持ちつつ、しっかり稼ぎたい!」とお考えのシングルマザーにぴったりです。
さらに看護師の有効求人倍率は「2.5倍」と非常に高く、実際の求人を見ても沢山募集があります。それゆえ看護師になれば安定して、食いっぱぐれない生活を送れるでしょう。
②歯科衛生士
歯科衛生士は個人的に最もおすすめな資格です。
なぜなら働ける場所が多いから。というのも歯医者ってコンビニより多くて、その数だけ働ける場所があるんですよ。
実際に僕の友人は歯科衛生士で「離職しても速攻で次が見つかる」と超安定した生活を送っています。歯科衛生士専門の求人サイトがあることからも、求人の多さが伺えますね。
平均年収は「350万円」とそこまで高くはないです。でも職場がいくらでもあるので北海道から沖縄まで、どこでも働けますよ。フットワークの軽い生活を送りたい方に最高な資格です!
③理学療法士
理学療法士はリハビリの知識と技術を証明する国家資格。
高齢者が増えるにつれリハビリの需要も増えるため、今後も仕事はなくならないでしょう。さらにリハビリは人間でなければできない仕事なため、AIに奪われる可能性もありません。
平均年収は「430万円」と高めなのも嬉しいポイントですね。
④介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は介護系の入門資格です。
本資格の特徴は取得のしやすさです。他の資格が取得に数ヶ月〜数年かかるのに対し、介護職員初任者研修は最短1ヶ月で取得できますよ。
そのため「時間がなくて勉強できない」とお考えのシングルマザーに向いている資格です。
本資格を所持されている方の平均年収は「350万円」と決して高くはないですが、求人数も多く、取得しやすい資格です。「サクッと取れる資格が欲しい」とお考えの方はぜひ挑戦してくださいね。
⑤介護福祉士
介護福祉士は介護系唯一の国家資格。
超ざっくり言うと「介護職員初任者研修の上位互換資格」といったイメージでOKです。
現場での介護に加え、利用者一人ひとりの人生に向き合い支援していく仕事です。そのため年収は「約400万円」と決して低くない金額です。
日本は老人大国ですし、需要が途切れる心配もありません。非常につぶしがきく資格なので安定性は抜群ですよ。
【注意】事務系資格はおすすめしません
ここまで記事を読んだ人の中には、
シングルマザーにおすすめな資格って、簿記とか宅建とかMOSじゃないの?
と思う方もいるでしょう。
しかし事務系の資格はぶっちゃけ微妙だと思っています。
なぜなら事務職は資格ではなく年齢や経験が重要だから(35歳がリミット)。もっと言うと資格がなくても事務はできるため、重視されるのは経験なんですよ。
これは実際に採用担当から聞いた話なので間違いありません。他の会社も大体同じでしょう。
だからこそ安定を求めるシングルマザーが取得すべきは事務系資格ではなく、医療や介護系の資格なのです。
まとめ:30代シングルマザーは安定して稼げる資格を取ろう!
それでは本記事のまとめです。
結論、将来が不安な30代のシングルマザーは安定して稼げる資格を取りましょう。
数ある資格の中でも以下の条件に該当するものを選んでください。
- 手に職持って安定して働ける
- 常に人手が足りず就職に困らない
- 高等職業訓練促進給付金が利用できる
続いておすすめ資格は次の5つです。
- 看護師
- 歯科衛生士
- 理学療法士
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士
仕事に直接つながる資格を取得し、手に職持って働くことでシングルマザーでも安定して稼げますよ。
「自分はこれができる!」という強みがあるだけで人生はかなりイージーになります。
ぜひとも挑戦してください。
それでは!
※他の資格も知りたいよ〜って方は以下の記事をどうぞ!
コメント
コメント一覧 (2件)
介護職員初任者研修を取り、特養で一定期間働きましたが18時間夜勤で休憩なし、昼休み60分とれないことが多い、長時間夜勤明けに入浴介助という危険な業務をさせられるなどザラにありました。
もちろん施設によって働きやすさは変わると思いますが離職率も半端なかったです。
確かに職探しには困らないかもしれませんが
介護しかスキルが身につかないことに将来の不安を覚えました。
そして特養の肉体労働はかなりハードのため自身が高齢になるにつれ腰痛など身体を壊して働けなくなるリスクもあります。
結局は資格取得後に仕事を続けられるかどうかが重要だと思います。
現在は調理員として働きながら宅建の資格を取得するため勉強中です。
いずれはビルメン5点セットも取りたいです。
ホワイトカラーとブルーカラーどちらが良いというよりかは、どちらに転んでも良いように資格取得と経験を積むのが良いと思います。
そのとおりですね。人生の選択肢は多いに越したことはないです。私もビルメンセットをはじめ資格をもったことで「いざというとき資格を使って転職できる」という心の余裕ができ、やりたいことに全力で挑戦できてます!