甘い気持ちでWebディレクターになるな!
後悔するぞ!夢見るな!
本記事の内容
普段Webディレクターと仕事をしている僕が「Webディレクターだけはやめとけ」と思う理由を解説します。
記事を書いている人
僕は未経験からWeb業界に転職して4年ほど経つアラサー。Web制作会社で働きつつ、ブログで副収入を稼いでます。
さて、近年大人気なWeb業界。
手に職をつけるために未経験から転職したい人も多いのでは?
そんなあなたに僕から断言するのは「実情を知っておかないと絶対後悔する、やめとけ」です。
なぜかというと、Webディレクターって本当に大変なんですよ。Webディレクターさんの大変さは涙なしでは語れないです…。
そこで本記事ではweb業界で働く僕が「Webディレクターはやめとけ」と断言する理由を紹介します。
Webディレクターの仕事内容は幅広い
はじめにWebディレクターの仕事内容をざっくりと紹介しますね。
・顧客との折衝
・要件定義
・ワイヤーフレームの作成
・作業スケジュールの作成
・提案資料作成
・製作チームへの指示出し
・成果物のフィードバック
・進行管理
・デザイン、コーディング(会社によってある)
などなど。
会社によって違いはあれど、僕の会社はこんな感じ。
幅広いですよね〜、どうです?できそうですか?
かなり辛いですよ…。
未経験者は先輩のサポートから
こんなんできるか!こちとら未経験じゃ!
となる人が大半でしょうが、安心してください。まともな会社であれば、いきなり案件を任される事はまずありません。
未経験の場合、まずは先輩と既存の案件を進めます。いわゆるOJTで慣れていくのが基本。
徐々に仕事に慣れてきたら案件を引き継いだり、サポートを受けながら新規案件を進めていくイメージでOKです。
「Webディレクターだけはやめとけ」と断言する6つの理由
ここからは僕が「Webディレクターだけはやめておけ」と思う理由を解説します。
・コミュニケーション能力必須
・残業が多い
・休暇が取りづらい
・クライアントとクリエイターの板挟み
・プレッシャーでメンタルがやられる
・ディレクターは客付き合いがある
上記の通り。
キラキラしてるように見えますが、実際は超絶ハードな仕事です。
あなたの性格と合わないようなら、やめておいた方が良いかと。
ディレクターはコミュニケーション能力が必須
Webディレクターに最も必要なスキルはコミュニケーション能力だと断言します。
なぜなら、ディレクターは「コミュニケーションをとってなんぼ」な仕事だから。
・クライアントと折衝、プレゼン
・作業者がイメージしやすいように説明
など、とにかくコミュニケーションを取る機会が多いです。
・コミュニケーションが苦手
・人と関わりたくない
などと考える人には確実に向いてないでしょう、絶対にやめとけ。
そんなあなたにはWebディレクターよりも「Webデザイナー」「Webコーダー」など、口よりも手を動かすポジションの方が向いているでしょう。
Webディレクターは残業が多い
Webディレクターは残業が多いです。
なぜなら、仕事量が多くとにかく忙しいから。今まで暇なディレクターを見たことがありません。
僕の会社の場合、デザイナーやエンジニアより、ディレクターが夜遅くまで仕事してました。
中には会社の仮眠室に泊まったり、帰宅してから家で仕事する猛者もいましたね。
サービスのリリース時は必ずパソコンの前で待機
Webディレクターは夜中でも働く場合があります。
例えば夜の24時に新機能をリリースする場合、緊急事態に備えてパソコン前で待機しなければいけません。
さらにリリース時間は24時が多いので、必然的に時間外労働が発生しますよ。
Webディレクターは有給が取りづらい
Webディレクターは有給が取りづらいです。
その理由はクライアントワークだから。
だって、お客様からしたらディレクターの休みなんて知ったこっちゃないですよね。
たまに休みが取れても連絡用のパソコンを持ち帰るのは必須。携帯電話の番号を知られている場合、休日にも問答無用で電話がかかってきますよ。
残念ながら僕の会社では、ディレクターさんが休みを取っているのを、あまり見たことがありません…。
事業会社のほうがスケジュールに自由がきく
Webディレクターやりたい!
でも休みも欲しいし、有給もちゃんと取りたい!ムキー!
そんなあなたはWeb制作会社ではなく、事業会社が向いてるでしょう。
事業会社:自社でサービスを運用している会社(メルカリやクックパッドなど)
なぜならクライアントワークでは無い分、スケジュールに融通が利くから。制作会社に比べて、段違いに休みが取りやすいでしょう。
事業会社の求人は転職サイトにて多数掲載されてます。
リクナビNEXTは圧倒的に求人数が多いし、転職者の約8割が利用しているので、効率的に仕事探しができますよ!
まずは実際に御覧ください!
Webディレクターはクリエイターとクライアントの板挟み
クライアントとクリエイターとの板挟みのディレクター。これが本当につらいです。
・クライアント:無茶振りが多く、あれこれ簡単に追加して〜と言ってくる
・クリエイター:基本的に忙しい、急な仕様変更とかマジで無理
両者の間に挟まれるのも、納得させるのも本当にしんどいんですよね…。
しかし納期は厳守。スケジュールが押しているときは、クリエイターさんに残業をお願いする場合も。
これって、なかなか言いづらいんですよね。
事実、気にしがちな人は心を病んでしまうケースも多いです。
プレッシャーでWebディレクターが飛んだ【実話】
某有名ECサイトの制作に関わった経験がありますが、Webディレクターさんが飛びました。つまりはバックレです。
というのも、大型案件って責任やプレッシャーが半端ないんですよね。クライアントが圧倒的に有利なので、どんどん無茶振りしてきたり、詰めてくるんです。
プロジェクトに関わる人も沢山いて、各所の調整に気をつかう場面も多い。しかし、リリース日は変えられない、という鬼環境でした。
結果:精神を病んだディレクターさんは見事に飛び、大問題になりました。
案件の規模が大きいと、その分責任とプレッシャーが半端ないです
あなた、プレッシャーに耐えれる?ねぇ?
エンタメ系のWebディレクターはお客様との付き合いが多い
Webディレクターといっても、エンタメやスポーツ、医療など、扱うジャンルが幅広いです。
その中でもエンタメ系を扱う企業だけ絶対にやめたほうがいいです。
理由は「とにかくお客様との付き合いが多い」から。某アイドルのファンサイトを担当しているディレクターさんは、ほぼ毎日飲み会でしたよ。
・平日は毎日明け方まで飲み会
・休日はゴルフ接待
・週末は担当アイドルのイベントに強制参加
以上が彼の仕事です。ヤバすぎですよね。
夜寝ているときでも、お客様の呼び出しには絶対に参加しなければいけません。本当に大変そうでしたよ。
案件により、お客様との付き合い、飲み会が増えるのがディレクターの辛いところ。特にエンタメ系は本当につらいです。自分の時間を大切にしたい方には向きません。
Webディレクターはつらい!だけどメリットもある
Webディレクターのつらいところばかりで驚かせてしまったかもしれませんね。
でもデメリットもあればメリットもあります。ここからはWebディレクターの魅力を解説します。
以上のとおり。
詳しく説明しますね。
Webディレクターはリモートワーク可能
リモートワークはWebディレクターの特権。
通勤嫌いな人にとっては最高な仕事でしょう。会社によってはフルリモート可能な会社もあります。
東京の会社に勤務して、沖縄で働く
といった夢のような働き方もできるのが強みですね。
事実、僕の会社には沖縄在住の人がおりまして、沖縄で東京の仕事をしてます。死ぬほど羨ましいです。
Webディレクターは稼げる
Webディレクターはお金が稼げます。
画像はdodaから引用。
Webディレクターの平均年収は452万円でして、Webデザイナーよりも給料がいいです。
理由は要件定義や設計など、上流工程を担当するから。末端の作業者よりも上流の工程を担当した方が稼げるわけです。
建設会社も同じように、作業員よりも現場監督のほうが稼げますよね。それと同じ。
もちろん仕事は大変ですが、Webディレクターはお金が稼げます。頑張った分あなたの年収は上がるでしょう。
Web業界の幅広い知識やスキルが身に付く
Webディレクターとして働けばWebに関する幅広い知識、スキルが身につきますよ。
・SEO
・Webマーケティング
・サイト設計
・デザインソフト操作
・要件定義
・資料作成スキル
・広告運用
・アクセス解析
・ディレクション
・ブランディング
・コミュニケーション力
・提案力
などなど。
得られるスキルが沢山あるのはWebディレクターならではの魅力。
Webに関する知識と実績があれば、市場価値の高い人間になれます。Webに詳しい人は本当に強いですし、スキルは一生ものなので仕事には困りませんよ!
「勉強が嫌い」「決まった作業だけをしたい」
そんな人には向きません。大人しくやめとけ。
会社によってはコーディングやデザインをやらされる時もある
人数が少ない会社の場合、Webディレクターが簡単なデザインやコーディングも兼務する場合もあります。
正直制作までカバーするのはしんどいです。
しかし制作スキルを習得すれば、副業でweb制作ができちゃいますよ。最高ですね。
Webディレクターは本業で学んだ知識を100%副業に使える
Webディレクターは本業で得た経験、スキルを副業に生かせます。
・ブログ
・SNS運用代行
・広告運用
・webコンサルティング
・本業で学んだ知識をnoteで販売
などがよくある副業かと。
同様に副業で得た知識も本業に還元できるので、本当に「win-win-win-win-win」くらい効率的なんですよ。
めちゃくちゃコスパ良く働けるのもWebディレクターの強みですよね。
Webディレクターは独立ができる
Webディレクターは独立してフリーランスとして働くことも可能。
なおフリーランスのメリットは下記の通り。
僕の元同僚も現在フリーランスWebディレクターとして活躍中であり、彼の年収は「サラリーマン時代の約2倍」になったそうです。
ですが、フリーランスはデメリットもあります。
そこは両者を比較して自分にとって合っている方を選ぶべきかと。
未経験はWebデザインから始めてみよう
Webディレクターやってみたい!
でもWeb制作のこと、全然わかんないし怖いワン…
そんなあなたに僕からの提案です。
まずWebデザイナーからキャリアを始めてみませんか?
というのも実際にWeb制作作業をしてみないと、作業の難易度も工数もイメージできないですよね?どれだけ現場が大変なのか全然わからないんですよ。
するとどうなるか?
デザイナーやエンジニアとの軋轢が生じるケースが多いです。
デザイナー上がりのWebディレクターは仕事がスムーズ
僕の会社に完全未経験からWebディレクターになった人がいます。
ただその人的外れな指示してくるし、技術的なことや難易度を全く分かってません。
正直とてもイライラしますし、一緒に働きたくないです(笑)
一方でWebデザイナー上がりのディレクターさんは、作業の難易度や工数がある程度分かるので、むちゃぶりしてこないんですよ。
意思の疎通もスムーズにできますし、お互いにとって「win-win-win」なのです。
まずはWebデザイナーとして働き、次にWebディレクターに転身することで、Web制作スキルも身に付くし現場も知れるので最強ですよ。
しかもWebデザインができれば副業にも活かせます。まずはWebデザイナーから挑戦したほうがコスパいいですよ!
Webデザインを学びたいならTechAcademy(テックアカデミー)一択
Webデザインを学びたい方にはプログラミングスクールがオススメです。
理由は「確実に最短で成長できる」から。
もちろん費用はかかりますよ。
しかし、その分プログラミングスクールには挫折せず、効率的に成長できる仕組みがあります。
この仕組みをうまく利用すれば、無駄な時間を使わず効率的に成長できますね。それにさっさと転職しちゃえば、費用なんてすぐに回収可能です。
僕がオススメするスクールはTechAcademy(テックアカデミー)でして、理由は以下のとおり。
・受講者数No.1
・講師は現役エンジニア
・受講生一人ずつ専属メンターがつきサポートしてくれる
・卒業後も教材が無料で使える(マジで最強)
・実際に僕も受講しており、心からオススメできる
・Webデザインコースが新設された
正直スクールは色々ありすぎて、悩めば悩むほど正解がわかりませんよね。
そんな時はとりあえずテックアカデミーを選んでおけば間違いないです。実際に数十万支払って受講した僕が断言します。
今なら無料体験キャンペーンをやっており、無料でWebデザインの基礎が学べます。
どうせ無料ですし、合わなければやめればいいだけ。
あなたが損する事は無いので、ぜひ試してみてください。
※なおデザインセンスがまったくない方は「ノンデザイナーズ・デザインブック」で勉強しましょう。ド素人でも70点のデザインができるようになりますよ!
まとめ:甘い気持ちでWebディレクターになるのは絶対にやめておけ
本記事のおさらいです。
結論:Webディレクターはしんどくて、大変で、つらいです。
・コミュニケーション能力がないと終わる
・残業が多い
・休暇が取りづらい
・クライアントとクリエイターの板挟み
・ディレクターは客付き合いがある
上記が理由でして、甘い気持ちで転職すると確実に後悔するのでやめた方が良いでしょう。それでも頑張りたいという方は全力で応援しますよ。
そしてWebディレクターにはいい面もあります。
Webディレクターは稼げる仕事ですし、副業との親和性も非常に高いです。会社に依存しない働き方がしたい人にとっては最高でしょう。
ただしいきなりWebディレクターを目指すよりも、まずはWebデザイナーから始めてディレクターへとステップアップするのがコスパ最強でしょうね。
・デザイナーとして働けば、現場を知れる
・ディレクターになったときにスムーズに仕事が進む
・web制作のスキルも身に付いて手に職がもてる
・副業にもweb制作スキルが活かせる
Webデザイン未経験からでも大丈夫。
スクールを利用すれば効率的かつ最短で成長できます。
まずは無料で体験してみて、自分に合ってそうなら本気で頑張ってくださいね!
※Web業界についていろいろ書いてますのでぜひご覧ください!
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